英語に熱狂する!?フロー理論を使って挫折しがちなTOEIC400点からの脱却

フロー理論で単純作業がゲームになる

単語の暗記も音読の練習も基本的には大量の反復が不可欠です。でも繰り返すって大変な作業です。特に勉強ができる人ほど反復は苦痛に感じるといいます。でも繰り返さないと上手くならないので継続しなければいけません。こんな反復作業を上手にゲーム化するのがフロー理論です

暴走行為はフロー理論で説明できる

突然話は変わりますが、暴走族の理論というものをご存知ですか?暴走族はバイクに乗って街中を暴走します。なぜ彼らはあそこまで暴走に熱狂するのでしょうか?

スリルを求めているからと答える人がいますが、単純にスリルがあるからだけでは説明できないことがあります。スリルがあることは世の中たくさんあるからです。暴走行為になぜ人は熱狂するのか?という疑問からその仕組みを調査した社会学者がいました。『暴走族のエスノグラフィー』で有名な佐藤郁哉先生です。ここで用いられた理論がブログでも何度も出てきている「フロー理論」です。

単純作業も熱狂できるフロー理論の仕組み

佐藤先生は単純な作業でも、人が熱狂し没頭する仕組みをフロー理論で説明しました。熱狂する人はある条件を満たしているといいます。その条件とは

①明確な目標があること
②挑戦と技術のバランスがとれていること
③即座のフィードバックがあること

といった3つの条件です。暴走族の例で考えてみましょう。

①明確な目標

暴走族の目標は「警察から逃げるながら暴走し続ける」とか「ギリギリのスピードで曲がり切る」とか「信号を無視して警察に捕まらず30分でたどり着く」とかそういったことでしょうか。目標はちがっても、目標は全て明確です。

②挑戦と技術のバランス

いくら運転が得意でも「10キロ先まで30秒で行く」は不可能です。同様に「警察100人から逃げ切る」も相当レベルが高い目標です。こういった目標は明確であっても熱狂できません。

でも、例えば「20分かかる距離を15分で行く」「いつもより早い時速45キロでカーブを曲がる」なら達成できるかもしれません。これが挑戦と技術のバランスです。自分のレベルに合った挑戦をすることが重要です。

③即座のフィードバック

即座のフィードバックとは結果の良し悪しがすぐに判断できるということです。20分を目標にしたのに21分かかったのなら失敗だということはすぐに分かります。転んでしまえばアウト、50キロで曲がれればクリア、こちらも即座に分かりますよね。これが即座のフィードバックです。

フィードバックが曖昧だと成功か失敗か分かりません。さらにどこを改良すればいいのか、次にも繋がりません。やる気も無くなってしまいます。フロー理論においてはフィードバックというのはとても大切な条件です。

英語学習でもフロー理論で熱狂できる

暴走に熱狂する理由はスリルだけではないことが分かったと思います。実はテストでもカラオケでもアルバイトでも、フロー状態になれることが分かっています。英語学習も上の3つの条件が当てはまるようにカスタマイズしていけばいいのです。

最も簡単な方法は「時間制限を作る」ことです。「10時30分までに10ページ終わらす」これでいいのです。まず時間が決まっているので①明確な目標があります。そして②挑戦と技術はたぶんバランスがとれていることでしょう(いつもかかる時間よりもちょっと短くする感じ)最後に③時間を過ぎてしまえばアウト、時間内ならクリア、とフィードバックは明確です。でもちょっと注意があります。

注意1、挑戦と技術のバランスを保つことができますか?

自分に甘かったり、自分に厳しすぎたり、客観的にバランスを判断できるでしょうか?馴れないと無理をし過ぎたり、反対にダラダラしてしまったりして挫折してしまいます。

注意2、英語学習に意義・意味を見いだせていますか?

絶対達成しなきゃ!という強い気持ちの「長期的な目標」を持っているかどうかということです。この長期的な目標がないと条件がそろっても無意味に感じて辞めてしまいます。

注意3、失敗した時や成功した時のルールは徹底されていますか?

学習の初期段階(TOEIC400点など)においては対価が活動を引っ張っていくことがわかっています(外発的動機付け)。失敗した時のペナルティ、成功した時の報酬を決めていますか?成功しても何もないと低きに流れてしまいます。

注意4、学習を環境は整っていますか?

学習を続けていくには環境が整っていないと継続は難しいです。誰か頼りになる知り合いは近くにいればいいです。

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