『勉強はできるのになぜか英語だけできない。そんな人の特徴をまとめました!』
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『悩める英語難民の特徴を見ていこう。』
学校で勉強はできるのに英語の成績だけは良くない。
そんな人って近くにいませんか?
もしかしたらあなた自身がそんな人かもしれませんね。
よく考え方の違いを文系と理系で分けることがありますが、なんだかんだいって文系の人は英語が得意な傾向にあって、理系の人は英語が苦手なことが多い印象があります。
そこで1000人を超える生徒を見てきた私が分析する「英語だけはなぜかできない」地頭はいいタイプの生徒の特長を見ていこうと思います。
『英語だけはできない子の特徴』
それでは特徴を見ていきましょう。
特徴①「すべて公式に当てはめようとする」
英語は言語なので常に変化しますし、人が日々使うものなので例外がとにかく多いです。
例えば、英語は文字と読み方が基本的には一致しています。
だから”fish”であれば”fi”「フィ」”sh”「シュ」だな、と見た目で音を判断できます。
つまり読み方に公式があるように思えます。
ですが日本語は文字と読み方がなかなか一致しません。
「小」は「こ」と読みますが、「お」とも読みますし、「しょう」とも読み、訓読みでは「ちい」とも読みます。
文脈がなければ日本人でも判断できません。
こっちは公式がありません。
じゃあ英語の方がカンタンなんだ、と思いきや、英語もやっぱり公式だけでは完全に理解できないんですよね。
ここで音声にまつわる有名な問題です。
“Ghoti”って何て読むか分かりました?
実はこれ「フィッシュ」と読む架空の単語です。
これは英語の発音の複雑さを表すためによく使われる英単語の例です。
“gh”は”enough”「イナフ」では、「フ」と読まれますよね。
“o”は”women”「ウィミン」では、「ィ」と読まれます。
“ti”は”station”「ステイシュン」では、「シュ」と読まれます。
すると”Ghoti”で「フィッシュ」と読むことが論理的にはあり得ることになってしまいます。
そう思うと英単語って読めそうでなかなか読めないものめちゃくちゃありますよね。
そんな例外の多さはやる気を奪います。
例外が多い場合はどうやって対処すればいいのかというと、
ガッツです。
膨大な反復によって定着するのです。
頭の良い人はこんなガッツで解決するような面倒な作業したがりませんよね。
ある現象Aとある現象Bの共通項を見つけて、抽象化してパターン化する。
そうすれば一つのパターンをマスターするだけでその他の現象に対応することができる・・・。
こんな合理的なことは英語という生き物には通じないことが多いです。
英語はそんな法則がなかなかないんですよ。
だからこんな合理的な人ほど英語が嫌いになるって話です。
特徴②「超短期で結果を出そうとする」
ゴールに対して最短距離で進むには合理的な思考が必要です。
もちろん英語に関しても合理的に最短距離で突き進もうとします。
しかし英語は言語なので単語一つでも様々な意味があり、その感覚をつかむのにはけっこうな時間が必要になります。
たとえば”adress”という単語、普通なら「住所」です。
でもTOEICを受けたことがある人なら分かると思いますが、“adress”は動詞で「処理する、対応する」という意味や「演説する」という意味や「呼ぶ」という意味があります。
いろんな意味があるんです。
これはもうコツコツやるしかないです。
忘れては覚えて、覚えては忘れて、どうしても時間がかかります。
はじめは一つの単語に一つの意味、そこから意味を増やしていって、なんとなく概念を掴んでいって、実際に外国人に”What can I adress you?”「あなたをなんてお呼びすればいいですか?」とか言って使ってみて、やっと一つの単語が分かることになります。
日本語でも「ヤバい」ってめちゃくちゃ意味ありますよね。
「あの映画ヤバい」「このご飯ヤバい」「あの子ヤバい」って全部意味が違うのになんでも使えます。
なかなか最短距離で進めない・・・これが英語です。
特徴③「いろんなものに手を出す」
頭の良い人はいろんな対策を打とうとします。
だって最短距離を進んでいくために工夫ができる頭があるので当然です。
なのでプランAがうまく行かないならプランBに、それもダメならプランCに行きます。
でも英語で大切なのってどのプランを選んだかよりも、どのくらいそのプランを実行できたか、なんです。
先ほども言ったように英語はとにかく例外が多い。
それをカバーするのは基本的には反復です。
もちろん効率の良いプランや悪いプランがありますが、基本的には反復すればある程度は解決します。
が、プランをコロコロ変えていたら反復できません。
その都度新しいスタートになってしまいます。
でも頭の良い人はプランの悪さも気づけるので合理的にすぐ改善・改良をしようとします。
またそれが新たなスタートになってしまうんです。
だから何冊も英単語の本が家にありませんか?
何冊も文法書がありませんか?
これがあれば大丈夫!的な決定版を見つけるたびに何冊も買ってしまいますよね。
それは頭がいいから仕方ないんですよ。
でも英語学習には適していないんですね。
ただ何も考えずにひたすら繰り返す。
もう禅のような、なんか悟った人しかできなそうな境地です。
『勉強ができるのになぜか英語だけはできない人の特徴をまとめると・・・』
まとめると、ただ何も考えずに数ある例外を繰り返すことでできないんです!!
英語が楽しくて好きだって人は例外も含めて楽しく続けることができます。
でも普通は英語を楽しいと思わない人も多いでしょう。
その場合は効率的に習得できるか考えたり、そのために頭を使って改善したり、いろんなことを試したり。
でも何も考えずに繰り返した方が英語の習得に良かったりします。
勉強はできるのになぜか英語だけはできない。
その理由です。
『最後にクイズ』
英語の文法の複雑さというか使えなさを表す例を最後に挙げますね。
これもよく使われる例なのですがthatの多様性を表したものです。
” I think that that that that that boy wrote is wrong.”
答えと解説はインターネットで調べてみてください。
こんなのみたら「英語ってよくわかんねーし習得するための労力考えたらコスパ悪くね?」ってなりそうです。
私も思います。
英語、コスパ悪いです。
だから勉強ができるのに英語だけはできない、そんな現象が起きるんです。
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