英語学習コンサルタントLILABO(リラボ)のブログです。
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最近1枚マップにはまっていますが、今回の「関係詞」以外にも「比較」「文型」などあります。
全部説明したいのですが、複雑なものだけここで紹介しようと思ったので一旦今日で最後の一枚マップです!
『たった一枚のマップでTOEICで使われる関係詞の世界をキャッチアップ!』
関係詞って関係代名詞や関係副詞、詳しい人は複合関係詞なんてのも知っているかもしれません。
なんかいろいろありますよね。
ところで関係詞ってなぜ難しいって言われるのか分かりますか?
その答えはとてもシンプルで日本語にないからです!!
日本語にないから分からない。
完了形の時と同じですね。
でも基本的に分からないものっていつも使っているものではないから分からないんですよね。
関係代名詞、関係副詞、複合関係詞などなどあるのですが、これを一つ一つやっていくと混乱するのでまずはマップで観てしまいましょう。
『TOEICで問われる関係詞だけをたった一枚のマップでキャッチアップ!』
TOEICは関係詞の問題は出てきますが、文法問題で解くのではなく長文の中で当たり前のように読めるようにならなければいけません。

まず大きなグループが3つあるのがわかりますか?
「関係詞の世界」と「関係代名詞whatの世界」と「複合関係詞の世界」です。
青の「関係詞の世界」はさらに関係代名詞と関係副詞のグループに分かれていますね。
一つ一つの世界を話す前にまずはこの3つの世界の違いから話します。
この3つのグループは何の違いなのかというと「役割」の違いです。
黄色のギザギザで役割の違いを載せておきました。
役割というのは「名詞、形容詞、副詞」のどれかになるということです。
たとえば一番大きなグループである青関係詞の世界は名詞を説明する形容詞の役割をします。
例:I know a man who speaks French. 「私はフランス語を話す男の人を知っている。」
ここではa man 「男の人」の説明としてwho以下が「フランス語を話すんだよ」を付け足しています。
この付け足しの説明文が関係代名詞ですね。
「名詞を詳しく説明する」ということは「形容詞」の仲間ということになります。
でも関係代名詞のwhatは全然違う役割をします。
例:What this book says is true. 「この本に書いてあることは本当です。」
what this book sayの部分が関係代名詞whatの守備範囲なのですが、名詞を詳しくしているわけではなく「この本に書いてあること」という「名詞」のカタマリになってますね。
なので役割が全然違います。
このように役割によって3つのグループが分かれています。
『一番分かりづらい関係詞の世界から突破!』
この青の世界さえ突破できれば関係詞が分かったも同然です。
「関係詞(whoやwhereなど)を使って後ろから名詞を説明する」、それが関係詞の世界のルールです。
なので関係代名詞(who,which,that)と関係副詞(when, where, why, how)の2つは少しルールは違えど同じ世界に属します。
「昨日会った男」は日本語だと、「昨日会った」→「男」、と前から説明しますが、英語の場合は・・・
This is the man who I met yesterday.
とwhoを使って後ろから説明してますね。
はい、これで関係詞の一番難しいところは終わりなんです。
『関係代名詞と関係副詞の違いをマップで即理解!』
でも、ここからもう少し細かい話に入ります。
関係代名詞と関係副詞でグループが分かれていますね。
左「関係代名詞」と右「関係副詞」の違いを見て行きましょう。
関係代名詞で使われるのは左側のwho, which, thatの3つで、関係副詞で使われるのは右側のwhere, when, how, whyの4つです。

この3つの関係代名詞と4つの関係副詞はどうやって使い分けるのでしょうか?
まずは関係代名詞の例です。
例1: The river which flows over there is the Shinano River. 「あそこに流れている川は信濃川です。」
which flows over there「あそこに流れている」が関係詞の説明の部分なのですが、これは名詞the riverの説明になります。
※この説明を受ける名詞のことを先行詞といいます。
それでは関係副詞はどうでしょうか?
例2: This is the room where my father works. 「ここが私の父が働いている部屋です。」
where my father worksが関係副詞の説明の部分で、the roomが先行詞ですね。
whichやwhereの違い以外に大きな違いがありますがどこでしょうか?
・・・。
・・・。
なかなか難しいですよね。
答えは、関係代名詞whoは下線部の主語「○○が」が抜けますが、関係副詞whereは下線部では「場所」が抜けているということです!
説明文で例1は「which flows over there あそこに流れている」と「○○が」の主語の部分が抜けているのに対して例2は「where my father works 父が働く」と場所が抜けていますね。
これをまとめてしまうと・・・
関係代名詞の説明文 「主語」か「目的語」が抜ける
関係副詞の説明文 「時間」か「場所」が抜ける
※「方法」「理由」もありますがまずは理解しやすいこの2つから始めましょう。
他の参考書では、主語か目的語が抜けてしまう関係代名詞に対して時間や場所といった副詞が抜けている関係副詞を以下のようにまとめています。
関係代名詞は 不完全文
※「○○は」か「○○を」がないと文章として成り立たないから関係副詞は 完全文
※「場所」や「時間」が抜けていても文章は成立するから
と、こんな違いがあります。
ただリーディングに関して言えば両方とも前の名詞を詳しく説明している形容詞の仲間にあたるのだということが分かれば十分です。
要は、「川」の説明として「あそこに流れている」が後ろからくっついた形、または「部屋」の説明として「父が働く」と後ろから説明している形ということです。
「whoやwhereなどを使って後ろから名詞を説明する」、それが関係詞の世界のルールです。
『関係代名詞whatはTOEICでも英検でも会話でも当たり前に使われます!』
関係詞の世界をざざーっと説明しましたが、いや本当はもっと説明したいのですが、続いて左下のオレンジの世界の関係代名詞のwhatです。

世界といってもwhatだけですね。
それに、関係代名詞の・・・とつきますが無視してください。
役割は先ほどの関係代名詞とは大きく異なります。
例: What is written in this book is very surprising. 「この本に書かれていることはとても驚くべきことだ。」
「What is written in this book」で「この本に書かれていることは」となりますね。
先行詞を説明するわけではなくこれで1つの名詞のカタマリになっています。
こんな風に名詞のカタマリになるのが関係代名詞whatです。
よく会話でも・・・
Do you know what I mean?
と言われますが、これも「私が言いたいこと(意味すること)分かる?」という意味ですね。
「こと」または「もの」という名詞になるのが関係代名詞のwhatです。
『最後に知っているようで知らない複合関係詞!』
右下の緑の世界が複合関係詞です。

疑問詞にeverを足せば複合関係詞の完成!とても簡単です!
しかも意味も簡単です。
疑問詞に「~でも」とつければ完成です!
※「どんな○○でも」と「any」のニュアンスが加わる感覚です。
whatever「なんでも」wherever「どこでも」whoever「だれでも」whichever「どれでも」whenever「いつでも」however「どんなでも」
これは・・・
例: Whoever works here has to come to the office by eight. 「ここで働く人はだれでも8時までに事務所に来ないといけない」
と、「ここで働く人はだれでも」と主語になったり・・・
例: Wherever I go, I always take my camera with me. 「私はどこへ行っても、いつもカメラを持っていく」
と、「私はどこへ行っても」と副詞(追加情報)になったりします。
この違いはあまり重要ではなく、TOEICで問われるのはたった一つ!
howeverです!
howeverは何かと一緒に使われることが多いですが、こんな形で使われます。
例: However hard we tried, we couldn’t finish it by Friday. 「どれだけ一生懸命働いでも、金曜日までに終わらすことができないだろう」
however we tried hardではなく、however hardとなっているところが問題になりやすいところですね。
というわけで、かなり早足で関係詞の世界を全体を駆け抜けてきましたが、大まかに理解をしてもらえたら幸いです。
でももっと関係詞について知りたい方、関係詞の細かいところが分からない方への無料カウンセリングがあります。ご興味がある方は以下のURLから「無料カウンセリングに興味あり」とコメント下さい。
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